アオイ先輩、インターンって、たくさんシフトに入れる人のほうが喜ばれますか?
タクト先輩もちろん、働ける時間が多いのは助かるよ。でも、それだけが大事なわけじゃない。決まった日に安定して働ける人も、とてもありがたいんだ。
アオイ週に何日も働けなくても、役に立てるんですね。
タクト先輩そう。会計事務所には、定期的に発生する仕事が多いからね。「この仕事はこの人にお願いできる」と分かると、事前に段取りを立てやすくなるんだ。
ポイント
- 稼働日数の多さだけでなく、決まった日に安定して働けることも大切。
- 任された業務を覚え、同じ手順で丁寧に続けられると安心して任せてもらえる。
- 予定の変更や作業の遅れは、分かった時点で早めに共有する。
- 分からないことを確認し、仕事の情報を適切に扱う姿勢も信頼につながる。
1たくさん働くことだけが評価ではない
「インターンとして役に立つには、できるだけ多くシフトに入らなければ」と考える人もいるかもしれません。もちろん、働ける時間が多いことは助けになります。しかし、会計事務所で喜ばれるのは、稼働時間の長さだけではありません。
週に一度でも、決まった曜日や時間に安定して働ける人がいると、事務所はその人に合わせて業務を準備できます。無理にたくさん働くことよりも、自分が続けられる働き方を伝え、その約束を守ることが大切です。
2決まった日に来てくれると、段取りが立てやすい
会計事務所には、資料の整理やデータ入力、書類の確認など、定期的に発生する業務があります。決まった日に担当してくれる人がいると、「この作業は次の出勤日にお願いしよう」と、先回りして仕事を割り振りやすくなります。
一方、出勤日が毎回変わったり、予定が直前まで分からなかったりすると、いつ、どの仕事をお願いできるのか見通しを立てにくくなることがあります。予定を変更する必要が出たときは、分かった時点で早めに連絡しましょう。事務所も、別の日に作業を回すなど調整しやすくなります。
3任された仕事を、安定して続ける
一度教わった仕事を、次回から同じ手順で進められる人は、安心して仕事を任せてもらいやすくなります。最初から速くこなす必要はありません。手順を確認し、丁寧に取り組み、分からない点をそのままにしないことが大切です。
作業の手順や注意点をメモしておけば、次に同じ仕事をするときに役立ちます。教わったことを振り返りながら、少しずつ自分で進められる範囲を広げていきましょう。慣れてきても確認を省かず、正確さを意識することが信頼につながります。
4進み具合や困りごとを早めに伝える
頼まれた仕事が予定どおり進んでいるか、困っていることがあるかを共有するのも大切です。作業が終わったら報告する、予定より時間がかかりそうなら早めに相談する。そうした連絡があると、担当者は次の業務を調整しやすくなります。
分からないことがあったときは、自己判断で進めずに確認しましょう。「ここまで進めましたが、この部分の判断に迷っています」と、状況と質問をセットで伝えると、相手も答えやすくなります。
5仕事の情報を大切に扱う
会計事務所では、お客さんの会社名や取引内容、数字が記載された資料を扱うことがあります。業務で知った情報を、必要のない人に話したり、SNSに投稿したりしないよう注意しましょう。
資料の保存先や共有方法などは事務所のルールに従います。判断に迷ったときは、自分だけで決めずに確認してください。情報を丁寧に扱う姿勢は、安心して仕事を任せてもらうための土台です。
6「この仕事はこの人に」と思ってもらう
会計事務所にありがたがられるインターン生は、必ずしも勤務時間が長い人とは限りません。決まった日に安定して働き、任された仕事を丁寧に進め、必要な報告や相談ができる人は、事務所にとって頼りになる存在です。
自分が働ける曜日や時間を早めに伝え、約束した予定を大切にする。任された仕事を一つずつ覚え、安定して続ける。その積み重ねによって、「この仕事はこの人に任せておけば大丈夫」と思ってもらえるようになります。
アオイたくさん働けるかどうかだけじゃなくて、決まった日に来て、任された仕事をきちんと続けることも大事なんですね。
タクト先輩その通り。無理のない働き方を伝えて、安定して続けることが、事務所の段取りを助けるんだ。任せてもらえる仕事を、少しずつ増やしていこう。